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 海外の山歩き

 日本の山を歩いていると山の果てに海外の山の姿を想像してしまいます。一度は訪れてみたいという異国の山歩きをわずかながら実現することができました。

スイスアルプスハイキング   2009H21).7.14〜7.23の10日間 

サラリーマンを辞めて是非とも行ってみたいと思っていたのが,日本アルプスの本家本物ヨーロッパアルプスでした。
最初,究極のトレッキングと言うことでツールドモンブランのツアーコースを申し込んでいましたが,定員に満たず花の旅10日間というコースに参加してみました。旅行会社はスイスのハイキングに実績のある富士国際旅行社というところでした。
カンデルシュテークやグリメンツといったスイスの田舎からアルプスの三大名花を見に行くもので,女房殿は満足したようでした。私の山歩きには少し物足りない感じがしました。 
 
 ハイキングルート図

  カンデルシュテーク エッシネン湖   7.15

 落ち着いた静かな山の町から,標高1682mのエッシネン湖を散策しました。
世界遺産にも登録されている神秘的な湖とカウベルをつけた牛の群れが日本には見られない新鮮な景観でした。
湖の畔にはアルペンローゼも咲いていました。
 
 木をくりぬいた穴から湖を望みます。
 
  エッシネン湖とカウベルをつけた牛です。
 
  湖畔は花盛りでした。

      

   マッターホルンの朝焼け  7.16

4時に起きて登山電車でゴルナーグラート駅まで登り,日が当たるのを待ちました。マッターホルンが神々しく輝いている姿は,この世のものとは思えないほどの圧巻でした。
駅周辺は多くの人で賑わい,日本人も含めアジア系の人々が目立ちました。 

 標高3000mとは思えない駅のそばに大きなホテルが建っていました。
 寒さに耐え,日の出を待ちます。 

 マッターホルンに日が当たりました。  


    逆さマッターホルン  7.16
ゴルナーグラート駅から一つ下ったローテンボーテン駅から10分ほど下がったところに,逆さマッターホルンで有名なリッフェルゼー湖があります。良い天気に恵まれ,鏡のような湖に端麗な山の姿が鮮やかに映っていました。 
 
 スケール感の大きな光景で,水草や小魚もよく見えました。 人が少ないのにはびっくりしました。


 氷河展望地ガドメン  7.16

 逆さマッターホルンを堪能した後,氷河の取り付きであるガドメンへと向かいました。往復して2時間半ほどのハイキングです。
いつもマッターホルンと一緒で最高の気分でした。
 
 氷河展望地ガドメン近くから振り返ると美しいマッターホルンがひときわ目を引きます。
 戻りの道がマッターホルンに続いているようです。


   モアイ氷河  7.19

ツェルマットからズィナール,グリメンツへ向かいポストバスに乗ってモアイ湖に行きました。ここからモアイ氷河までハイキングです。道々にはアルプス3大名花が咲き誇っていました。 

 モアイ湖のほとりで記念写真を撮りました。 
 
  モアイ氷河に向かって快適なハイキングです。
 
  4000m級の山々に夏でも新雪が降りました。


      サースフェーからの山々  7.20

グリメンツから最後の宿泊地サースフェーへ向かい,ロープウェーで氷河展望地ハニック展望台へと登りました。ここからさらにハイキングコースを登り,標高2700mのメリック峰まで行きました。奈良から単独できたという方に出会い,日本語の会話に弾みました。 

 メリック峰で奈良から来たという方に撮ってもらいました。

 欧米人は山で日光浴をしていました。
 後ろにはモンテローザ,アラリンホルン,テッシュホルンなどがそびえています。 


 アルプスの花

 季節的には6月の方がよいそうですが,アルプスの3大名花が見事に咲いていました。

  エーデルワイス
 
  アルペンローゼ
 
  トランペットエンチアン

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