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城里町の山歩き



平成31年,令和元年の記録


けいそく山ミツマタ鑑賞    H31.3.27(水) 晴れ

 けいそく山下のミツマタ群生地が満開だという情報が入ったので出かけてみました。
 けいそく山登山口の駐車場は平日だというのに満車で,路側帯に縦列駐車の車があふれていました。ミツマタを見に来た方でしょうか,驚くべき賑わいようです。

 思ったように,ミツマタ群生地にはけいそく山側と茂木町側とからの見物客が合流して行列をなしていました。群生地保護のために協力金200円を取るようになってからも,見物客は減るどころか逆に増えているようです。平日は500から600人,休日は1,300人を数えるそうです。入場券売り場のテントが張られ,監視員の方が常駐しています。監視員の方は団体客のガイド役も務めているようです。団体客に続いて,この監視員のお話を聞いてみました。話術に巧みな方でいろいろとためになる内容でした。ミツマタは1年でミツマタが1カ所でき,12年で12カ所ミツマタができたところでその木は割れてしまい根元から又新しい芽が出てくるそうです。現在6年目のものを植えて増やしているそうです。

 写真愛好家も半端な数ではないようです。シャッターチャンスは雨が降った翌日の朝7時半ごろ,杉木立に射す光芒をとらえるのが目的らしいです。素晴らしい光芒は10年に一度といった頻度らしいので,私の気力と腕ではまず無理な話です。

 今年もいいお花見に満足して下山しました。

 
 団体客の後に続いてガイドのお話を聞きました。
 
 ミツマタのトンネルは圧巻です。
 
 杉木立の中の谷間を埋め尽くすミツマタです。
 
 オレンジから白に至るグラデーションがいい感じです。
 
 光が当たると豪華になります。これで光芒があれば尚いいです。
 
 入場券です。10年に1度の光芒をとらえたものだそうです。



高取山    H31.3.17(日) 晴れ

 上圷地域の農村環境保全組織である「上圷地区ふるさと資源保全活動組織」のウォーキング会で,高取山に登ってきました。
 総勢13名で,最高齢は80才,皆さん元気に登頂しました。うぐいすの里から往復で10kmを満開の梅の花を愛でたり,桂川の清流に感心しながら無事歩き通しました。
 山頂のお弁当はコンビニの幕の内弁当でしたが,皆さんで一緒に食べる味は又格別でした。

 地域の親睦が深まった一日でした。

 
 うぐいすの里から程なくして梅の花が迎えてくれ
ました。
 
 
 林道歩きが結構長いです。
 
 
 国有林の杉の伐採が進められていました。
 以前より明るいです。
 
 ここも以前はうっそうとした杉林で暗かったところです。
 
 山頂直下の急坂です。登山道が不明瞭で苦労
するところです。
 
 山頂での昼食です。日だまりの中でおいしくいた
だきました。
 
 世代を超えて楽しい語らいです。
 
 上圷登山隊,全員登頂です。



高取山    H31.3.9(土) 晴れ

 上圷地域では農村環境を保全するため,「上圷地区ふるさと資源保全活動組織」を設立して,農道や水路等を適切に維持する活動を実施しております。その啓発活動の一環としてウォーキング会も行っております。今年は下見のために,うぐいすの里から高取山を歩いてきました。
 
 土曜日ということもあり,宝物探しに水晶などの鉱物採集の人々で賑わっていました。お弁当はウォーキング会ではコンビニ弁当を利用する予定なので,幕の内みたいなものを部造作にザックに入れて持って行ってみましたら,荷崩れすることもなくきれいなまま食べることができ,「これで行こうと」自信がつきました。

 帰りには塩子地区により,昭和60年に高取鉱山閉山となって以来,今でも抗廃水を処理している施設を見てきました。運営は公益財団法人 資源環境センター高取事業所となっています。

 
 伐採して明るくなった林道です。木材搬出のため
砕石が敷かれています。
 
 錫高野地区側の坑道跡です。
 
 山頂直下では鉱物採集が行われていました。
 
 仏国寺の奥の院にまで足を伸ばしてみました。
 
 高取山南側の塩子地区にある抗廃水処理
施設です。
 
 透明な廃水が放流されていました。
 
 石灰で中和処理しているようです。
 
 奥の方に坑道があったようです。



平成30年の記録

高取山    H30.2.27(火) 晴れ

 GPSデータ  

 うぐいすの里駐車場から歩き始め,舗装道路から林道に入り高取山を往復しました。
 


    9:57   うぐいすの里駐車場出発
   10:32   林道分岐
   11:10   登山道取り付き
   12:01   山頂
   12:41   登山道取り付き
   13:13    林道分岐
   13:50   うぐいすの里駐車場到着
   

   歩程は10km,3時間53分の山歩時間でした。

 町内会のハイキングコースの下見に高取山に登ってみました。
 桂川が町内水田の水源の一部になっていることから,その上流に位置する高取山に登るのは興味深いのではと思っての企画です。昨年の「盥が峯 」のように食いついてくる人が沢山いるといいのですが。

 今日は寒さも和らぎハイキング日和です。それでも山の中に入ると,1月の大雪と思われるものが所々見受けられ,冷気が漂ってきます。林道取り付きにはしっかりした踏み跡があり,結構な人が入って
いるようです。けれども山頂まで誰にも会いませんでした。真新しい薬莢が落ちているところから,イノシシなどのハンターが入っているのかもしれません。

 山頂への直登コースは木の葉に覆われはっきりしません。足下が滑り,木に捕まりたくとも手頃なものがなく,息が上がります。しかし標高は355mです。ひとあえぎで山頂に着きました。城里町内では
3番目に高い標高で,桂地区の最高峰になります。展望はよくありませんが,木々の間から花香月山,八瓶山,けい足山などが確認されました。日当たりは良く,お昼を食べるには快適です。登ってきた
道とは反対側に歩きやすい登山道がありました。仏国寺へとたどる道で,こちらがメインルートのようです。
 もとの道を下っていくと登山道取り付き付近に雪だるまのような,生き物のようなものが見えました。少し動きます。白い犬でした。よく見るとズリに這いつくばって水晶探しをしている夫婦連れの愛犬でした。
相手方もびっくりしたようで,これまでここで人に出会ったことは一度もなかったそうです。お互い安堵しました。ちなみに見つかる水晶はごく小粒のものだそうです。
 
 私たちの地域を流れる桂川,その水源を訪ねるこのハイキング,皆さんに気に入ってもらえるのではと感じた山歩きでした。

 
うぐいすの里です。駐車場は午後5時に閉鎖さ
れます。
 
林道の分岐です。車両進入禁止のチェーンが
張られています。登山者は入れます。
 
登山道取り付きには名残雪がありました。
鉱山あとのズリのような石が堆積しています。
 
急斜面を一息登ると山頂です。



平成29年の記録

けい足山ミツマタ鑑賞    H29.3.31(金) 曇り

 昨年,隣の家のKさんにミツマタの群生地が見事だという話をしたら,是非みたいものだというのでお誘いして出かけてみました。
 茂木町のいい里さかがわ館の情報によると,今年は開花が1週間ほど遅れているようで,まだ満開にはなっていないようです。4月に入ってからの方が黄金色に輝いて素晴らしいのですが,農作業が多忙になるため7部咲きでも見てみようということで出発してみました。

 Kさんはキノコとり以外の山登りは初めてということでしたが,息が切れるといいながらも無事,鶏足山の尾根を超えてミツマタ群生地までたどり着きました。あいにくの曇りで光が足りず,7部咲きということもあり谷筋が黄金に輝く光景はありませんでしたが,今年も幻想的な淡黄色の世界に浸ることができました。Kさんも豪華な桜とは違った谷間の静かな地味な花に満足したようでした。戻りは足がガクガクするとペースが落ちましたが,一山越えてのお花見に格別の印象を持たれたようです。お疲れ様でした。

 
入り口から右側の斜面です。中腹まで広がって
きました。
 
左側の斜面です。こちらもいいあんばいに広が
っています。
 
洗濯竿のようなものにカメラをつけて撮影して
いる人がいました。
 
完全に開花すると黄金色に染まります。もっと光
があればいいのですが。



「道の駅かつら」から白山,赤沢富士,住谷山,津室山,井殿山,御前山周回    H29.3.22(水) 晴れ

 GPSデータ  

道の駅かつらに駐車し,国道123号線から白山,赤沢富士,住谷山,津室山,井殿山,青少年旅行村,御前山と周回しました。
 


    8:05   道の駅かつら大駐車場出発
    8:43   白山神社
    9:16   赤沢富士
   10:17   住谷山 
   11:30   こまねぎ峠
   12:04   津室山(昼食)
   12:34   井殿山
   14:07   青少年旅行村
   15:46   御前山
   16:25   道の駅かつら大駐車場



   歩程は25km,8時間20分の山歩時間でした。
 yamasanpoさんの「御前山散策・住谷山〜津室山」に刺激され,御前山周辺の山々を周回してみようと計画しました。
 yamasanpoさんのデータを元にカシミールでルート図を作成し,距離や所要時間を推定してみると22km,約7時間と出ました。それではと雨上がりの翌日,快晴でめっきり春めいた日和にロングコースに挑戦してみました。

 白山から赤沢富士までは登山道もよく整備され,「しろきたウォーククラブ」と「茨城森林管理署」の立派な道標が設置されていて順調でした。しかし赤沢富士から住谷集落へ向かう林道に出る分岐点がわからずうろうろしては杉林の中を適当に下りました。林道というより生活道路といった舗装された道路を「仲岩船」という集落に向かい,程なく岩船の主要道に出て住谷集落を目指します。かなりの坂道で春本番の陽気と相まって汗が出てきます。農作業に出ている人をぽつぽつと見かけます。

 住谷集落に近づくと動物の鳴き声が大きくなってきました。養鶏場でもあるのかなと不思議に思って進んでいくとカエルでした。水田のたまり水におびただしいオタマジャクシの卵があります。蛙の数も半端じゃありません。昨日のまとまった雨もあり,カエルが春の到来を叫んでいるようでした。

 住谷山まではかつて知ったる登山道です。地元の人がよく手入れされており,しめ縄も新しいものでした。山頂には廃屋があります。窓が壊れ中が丸見えです。外人の女の人の肖像画(家に帰って調べたらモディリアーニの「黒いネクタイをした女」でした。この山とはどうも似つかわしくありませんが,いったいどうしてと思いました。)が掛けられ美術書が散乱しています。画家のアトリエだったのでしょうか。目の前の祠とのアンバランスに驚かされます。ミステリーの小屋です。

 山頂の4等三角点は少し南下したところにありました。ここからこまねぎ峠までは踏み跡があるようなないような微妙な道です。ピンクのテープがチラチラ見えるのですが途中で消えてしまったりと,テープも迷っているようです。GPSを頼りにルートコースを目指したら立派な登山道に出ました。今でもよく歩かれているような道です。時折,木々の間から現れる津室山や井殿山を長めながら,快適にこまねぎ峠へ向かいました。

 こまねぎ峠は高取山へ行ったとき見かけた,なじみのある名前でいくらか土地勘が働きました。それにyamasanpoさんのデータを見ていましたので,すぐに津室山へ取り付くことができました。意外とアプローチがあり,山頂直下は急勾配でした。木々に捕まりながら体を押し上げます。ふと見上げると鮮やかな黄色い花,壇香梅が咲き誇っていました。山頂にはちょうどお昼に着きました。ここまで4時間かかっていますが,この分でいくとどうにか周回できそうです。一安心してコンビニのおにぎりを頬ばりました。陽気に誘われたのかヒョウ紋の蝶が飛んできました。昨夏の雲ノ平行きで出会った「ヒョウモンチョウ」かと驚かされました。イノシシでなくて実に良かったのですが。

 さて,次は井殿山です。尾根伝いではっきりした登山道があります。津室山と違って,こちらはあえぐこともなく山頂に到着です。山林火災の見張り小屋とかいう廃屋がひっくり返っていました。鉄骨の櫓も朽ち果てていました。早々に下山します。はじめは明瞭だった下山道が崖のところで消えてしまっています。下りやすい沢筋を探してうろうろしていたら手から血が出ていました。押さえながらなおも進むと荒れた林道に出ました。更に下るとよく整備された林道に出て,皇都川沿いに伸びてくる舗装された道路に合流しました。御前山から青少年旅行村へと伸びる御前山ハイキングコースはもうすぐです。このハイキングコースは「関東ふれあいの道」に選定されており,相川と上伊勢畑大栗を結ぶ道路を挟んで東西に整備されています。立派な道標それもこれでもかというほどの数,そして丸太の階段と筑波連山を思い出されます。若干興ざめですが快調に那珂川大橋を目指して闊歩してきました。

 御前山の山々周回は長年の夢でしたが,今回yamasanpoさんの記録を目にして挑戦してみる気になりました。そしてどうにか周回できた達成感で老いらくの血が沸き出しました。身近なところにこんな充実した山歩があるとは,城里町の山々を改めて見直しました。


道の駅かつら大駐車場からの那珂川大橋で
す。ピンクの橋が青空によく映えます。

白山神社への道標です。左側の杉山が白山
です。

白山山頂です。神社から南下したところにあり
ます。
 
赤沢富士の山頂です。東側が開けていて日射し
が心地よいです。
 
赤沢富士山頂を強引に南下すると住谷集落へと
向かう舗装道路に出ます。
 
住谷集落に着くと蛙の大合唱が聞こえました。
水路にオタマジャクシがいっぱいです。
 
住谷山登山口からの住谷集落の眺めです。
 
住谷山の山頂です。祠と廃屋は変わりません。
廃屋には洋風の人物画が飾ってあります。
 
こまねぎ峠へ向かう山道から津室山や井殿山が
チラチラ見えまさす。
 
やせ尾根の山道は快適です。今でも山仕事に
利用されているようです。
 
こまねぎ峠に出てきました。住谷山への林道は
通行止めです。
 
少し戻ると津室山への取り付き登山道がありま
した。
 
津室山山頂付近にはダンコウバイ(壇香梅)が
咲いていました。
 
津室山頂です。傾いた三角点に蝶が止まってい
ました。
 
尾根筋から奥久慈男体山が見えました。
 
井殿山頂です。廃屋が倒れていました。
 
山頂から強引に北へ下ると荒れた林道に出まし
た。
 
出てきた林道です。ここも通行止めになっていま
す。
 
舗装道路の相川上伊勢畑大栗線に出ると立派な
道標が設置されています。
 
青少年旅行村へ2.1kmとあります。よく整備され
た遊歩道ですが私には歩きにくいです。
 
旅行村近くの展望台から奥久慈方面の山並み
が一望できます。
 
先ほどの舗装道路に戻って御前山へ向かいま
す。御前山まで3.7kmとあります。
 
関東ふれあいの道の碑が建つ休憩所から那珂
川を前景に奥久慈連山が素晴らしいです。
 
御前山鐘つき堂跡の四阿です。たそがれ時刻に
なってきました。
 
西の方には津室山や井殿山が見えます。あそこ
からと思うと感慨深いです。




盥が峯から高取山    H29.3.8(水) 晴れ

 GPSデータ  

自宅から盥が峯を越え,自動車研究所テストセンター下の調整池周辺に下りてから,高取山を目指しました。うぐいすの里を過ぎ,養豚場の先から林道に入り,高取山を登頂してから桂川沿いに那珂川との合流点までたどって,自宅へと戻りました。
 

   8:10  自宅出発
   9:10  盥が峯山頂
  10:27  桂川沿いの県道に取り付く
  10:59  林道取り付き
  11:25  登山口
  12:01  高取山山頂
  12:21  下山口
  13:04  県道取り付き
  13:20  桂川沿い
  14:09  道路へ取り付く
  15:10  桂川樋門(那珂川合流点)
  15:52  自宅

 歩程は30km,山歩時間は7時間41分でした。
  
 この2月に高取山にたどり着けなかったので,再度挑戦してみることにしました。同じコースでも面白みがないので,かねてから考えていた盥が峯から高取山に至るルートをたどってみることにしました。

 朝の冷え込みは厳しく,8時を過ぎてもあちらこちらで霜が残っていました。しかし日射しは強いものがあり,歩き出すと汗ばんできます。盥が峯は,今回北から南へとたどってみました。以前は赤い鉄塔のところがかなり藪だったのですが,今回はきれいに刈られていて登山道がはっきりしていました。順調に山頂を越え南へ下ります。地図には破線が書いてあるのですが余り明瞭ではありません。下りの取り付きのところでうろうろしてしまいました。思い切って下ってみるとそれらしい道があるようです。どんどん進んでいくと藪が濃くなってきました。先が明るくなってきたと思ったらゴルフ場の下の湿地帯に出ました。ここまで来ればあとは以前にたどったルートです。安心して高取山へと向かいました。

 前回見逃した林道の入り口を注意して進みます。大畠畜産の養豚場から2つ先の林道です。車止めのチェーンが張ってありました。またいで中に入るといい雰囲気の林道です。鮮やかな緑色の苔が杉の幹にびっしりとこびりついています。屋久島のようです。車は途中までしか入れず,半分過ぎると山道のようになりました。仏国寺方面からの林道に合流するところは,かすかな山道が見えるだけで林道があるとはとうてい思えません。これでは見逃してしまいそうです。そのあとは,はっきりした登山口から問題なく山頂にたどり着くことができました。展望はほとんどきかず,三角点のみで以前あった標識はなくなり目立たないリボンが結んでありました。自宅から4時間,満足しておにぎりをほおばりました。

 下山は前回同様,桂川沿いに下っていき,時間もあるので那珂川合流点まで足を伸ばしてみました。ウォーキングシューズのせいか足の底に水ぶくれができて痛みをこらえながらなんとかゴールしました。それでも里山の楽しみが一段と深まった山歩でした。 

 
盥が峯を目指して出発です。今朝は大霜でした。
 
盥が峯の山頂を過ぎた尾根から住谷山,津室山それに高取山のような山々が見えました。
 
尾根から下りる山道がうっすらとわかりました。
 
しかし先に進むと藪になりました。
 
やっとの思いで下りたところはゴルフ場下の湿地帯でした。
 
自動車研究所下の調整池手前から林道が北へ延びています。
 
盥が峯の西の谷筋には住まいのような小屋と水田がありました。
 
その近くのケヤキ林にはミツバチの巣箱が沢山並んでいました。
 
桂川が二股に分かれる七会地区へ向かう県道に出ました。
 養豚場から二つ目の林道(車両閉鎖中)に入ります。
 
仏国寺方面からの林道に合流します。車は入れそうもありません。
 
高取山の登山口です。しっかりした登山道があります。
 
高取山の山頂です。H23にあった標識はなくなりました。
 
下山口です。高山あとのズリのようです。
 
南下する林道です。杉木立が続きます。
 
盛んに杉の伐採が進められています。
 
七会地区へ向かう県道に取り付きました。
 
桂川沿いに歩きます。気持ちの良い散歩道です。
 
対岸は自然の岩です。そこまで岩になっています。
 
桂川から離れ旧北方小学校跡のいせきぴあ茨城を通過します。
 
北方地区の畑の先に高取山らしい山々が見えます。
 
国道近くの昔の茨城鉄道軌道敷跡の桂大橋からも山々が見えます。
 
赤い橋が国道に架かる桂橋です。
 
那珂川合流点に設置されている桂川樋門です。
那珂川からの逆流を防ぎます。
 
那珂川堤防からも高取山方面の山々が望まれます。



桂小学校から高取山    H29.2.22(水) 晴れ

 GPSデータ  
 桂小学校下の路側帯に駐車し,桂川を遡って荒沢不動の滝,仏国寺を経て林道に取り付き高取山を目指しました。帰りは南側の林道から県道に出て戻りました。
 

  9:45  桂小学校下出発
 10:50  うぐいすの里入り口
 11:11  養豚場(大畠畜産)
 11:32  こまねぎ峠分岐
 11:52  荒沢不動の滝
 12:30  仏国寺
 12:57  高取山登山口
 13:06  昼食
 13:32  高取山稜線
 14:04  下山林道取り付き
 14:50  県道取り付き
 16:00  桂小学校下

  歩程は23km,山歩時間は6時間15分でした。
 江川の水源である盥が峯ハイキングが意外と好評だったので,次回のイベントにと桂川の水源を訪ねて高取山を目指しました。

 桂川は河川改修がすみ,ほとんどの堤防を歩くことができました。道路よりも高低差がなく,歩きやすいのですが平坦すぎて腰が痛くなりました。途中,こまねぎ峠の手前で高取山取り
付きの林道に入るべき所をミスってしまい,延々と仏国寺まで歩くことになってしまいました。車の入れる道路を3時間以上も歩くのはいやなものです。だんだんと腰が重くなってきました。

 結局の所,予定していた登山口ではなく最初に登ったときと同じ仏国寺ルートをたどることになってしまいました。しかし,またまたミスルートで,三角点とは逆の尾根を進み山頂に達し
ないで下山と相成ってしまいました。

 水田に利用している河川の上流をたどってみるという発想は面白いのですが,イベントとして実行するにはまだまだ調査不足です。2万5千分の1の地形図を持って,しっかり読みながら
歩かないといけないと痛感しました。里山は難しいです。



盥が峯    H29.2.12(日) 晴れ

 GPSデータ  
 
元圷小学校から江川の源流を目指して歩き始め,盥が峯に登頂して戻りました。
 

  10:07  元圷小学校出発
  10:43  ため池 休憩
  11:25  盥が峯登山口 休憩
  11:55  盥が峯山頂
  12:17  登山口 昼食
  12:50  登山口出発
  13:30  ため池 休憩
  14:17  元圷小学校戻り
 
 歩程は11.3km,山歩時間は4時間09分でした。
 
 大字「上圷」地域では,農水省の「多面的機能交付金事業」を導入して,草刈り作業など環境保全に取り組んでいます。その啓発活動の一環として,水田の用水として活用している「江川」の水源をたどり,「盥が峯(たらいがみね)」という 里山に登るウォーキングが行われました。
 
 この盥が峯,日本で初めての女性教師とされ,幕末から明治に欠けて活躍した城里町錫高野出身の偉人「黒澤止幾」が「錫高野八景」として短歌を詠んでいます。
 「盥が峯の秋月  ゆあみする盥が峯の秋の夜の 月の鏡はさやけかるけし」
 盥をひっくり返したような山の頂に出てきた月は鏡のようで,実にさわやかな気分になったことでしょう。

 160戸ほどの集落から,小学1年生をはじめとして81歳の高齢者まで33名の参加があり,全員元気に歩き通しました。また,地域おこし協力隊の3名の若い女性が加わり,賑やかなイベントになりました。
 時折冷たい風が吹きはしたものの,立春を過ぎた日射しは暖かく山を背にした昼食は実に心地よいものでした。地場産米で作った地元スーパーのおにぎりが,ことのほかおいしく感じた里山歩きでした。

 
のぼり旗を先頭に江川の水源「盥が峯」を目指します。田園風景に素晴ら
しい青空が映えています。
 
盥が峯の山頂で記念撮影です。三等三角点をみんなで確認しました。
木漏れ日がいい感じです。
 
登山口に下りてきて昼食にしました。背中に山があるせいか日射しが特別
暖かく感じました。
 
戻ります。
鉄塔の左側の盥が峯がよく見えました。



平成28年の記録

けい足山 下のミツマタ鑑賞    H28.3.31(木) 晴れ

 地   図
 

写真取りをメインに行動するため,鶏足山からミツマタ群生地へ下り,焼森山手前でおにぎりを食べ下山しました。10時40分に上り始め午後1時に下山しました。正味2時間ほどの山歩でした。
 3月13日(日)にトラクターのロータリー交換をしていたらぎっくり腰になってしまい,歩くのがつらくなってしまいました。こんなことは初めてで,山歩はしているものの背筋,腹筋が弱り老化が進んでいるのを実感しました。
 そんなわけで,3月20日前後のミツマタ最盛期には出かけることができませんでした。「ヤマレコ」では満開の写真が沢山投稿されていて,うずうずしていました。月末になり痛みも取れてきたのでいけるかどうか挑戦してみることにしました。

 平日ではありますが駐車場はいっぱい,仕方がなく奥の林道に軽トラを止めて歩き出しました。「うん,なんとかいけそうだ。」と暗示をかけ一路ミツマタ群生地へと向かいました。茂木町の林道からやってくるお客さんとハイカー,カメラマンと去年と同じ賑やかさでした。盛りを過ぎたとはいえまだまだ見頃です。オレンジ色が木漏れ日に映えていい感じです。昨年より感激度は少なかったのは,やはり2度目ということだからでしょうか。シャッターを押す指にも電撃は走りませんでした。

 そんなわけでイマイチの写真でしたが,今年も春を告げる花を愛でることができ,まず生きてることの感謝を感じた次第でした。 


杉木立下のミツマタトンネルです。光を浴びてオレンジ色が一際目を
引きます。まだまだ見頃が続きそうです。 
 
沢沿いに咲き乱れるミツマタ。去年,この光景に出会ったときは胸のとき
めきを覚えたものです。それが今年はいまいちです。老いもアルのかなあ。



平成27年の記録

けい足山 と雨巻山のヒメシャガ    H27.5.15(金) 晴れ

 GPSデータ  
 

赤沢富士コースを登り,けい足山南峰と焼森山の間にあるヒメシャガ群生地を調べてから,けい足山北峰でお昼を食べて下山しました。
 

 9:16   登山開始
 9:36   赤沢富士
10:05   けい足山南峰
10:28   ヒメシャガ群生地
11:40   けい足山北峰(昼食)
12:23   下山

 歩程は5.3km,山歩時間は3時間7分でした。
 
けい足山を登った後,雨巻山に向かいメインコースからヒメシャガ群生地を目指しました。その後,雨巻山山頂を踏んで稜線を三登谷山に向か
って縦走し下山しました。
 

13:00   登山開始
13:50   稜線
14:04   ヒメシャガ群生地
14:30   雨巻山山頂
15:18   三登谷山頂
15:59   下山

 歩程は6.9km,山歩時間は2時間59分でした。
 田んぼの植え継ぎと手直しが済み少し余裕が出た頃,けい足山のヒメシャガを思い出しました。
 昨年ヒメシャガと思われる葉を確認していたので,開花時期にぜひ来てみようと気にかけていたのです。 

 25℃を越える夏日となり,里山歩きはかなり応える日和でしたが期待感一杯に出かけてみました。
 焼森山に向かうと,紛れもない昨年見かけた葉っぱに何ともすがすがしい容姿の花が一つだけ咲いていました。確か下の斜面にも株がたくさんあったのでと,恐る恐る藪の中を近づくとあちこちに群がって咲いています。雨巻山の群生地のように木立がないので,もろに光を浴び露出オーバーなような姿です。それに先日の台風6号の雨で少し痛められた感じでした。それでもこれだけ皆伐された斜面に良くも生き残ったものです。1984年6月刊行の「茨城の野草春〜初夏編」(茨城新聞社刊)によると「県内では栃木県境の雨巻山・鶏足山などに自生するが産地は少ない。」とされています。この場所は当時雨巻山に劣らずヒメシャガの貴重な群生地だったに違いありません。30数年前は木立があってさぞかし素晴らしい環境だったことでしょう。今は藪の中になっていますが,このままの環境で成育してくれるのか少し心配です。これからも注意して見守っていきたいと思いました。

 けい足山に戻る途中,登り口で一緒になった男性に出会いました。「ヒメシャガ見ましたか。」と声をかけられました。昨日,雨巻山でヒメシャガを見てきたので気になってこちらも見に来たそうです。結構楽しみに登ってくる方が多いようです。園芸用に栽培されているので盗掘なども心配です。「これからも大事にしたいですね。」と共通の思いを確認して分かれました。

 雨巻山の話が出たので,ついでに雨巻山のヒメシャガ群生地も訪れてみることにしました。けい足山登山口から30分ほどで大川戸の登山口につきました。
 午後になったせいか登山者は下山する方が多く,山の中は私たちだけでした。雨巻山環境整備のボランティアとおぼしき一人の男性が「ヒメシャガが見頃ですよ。」と教えてくれました。今年もお目にかかれました。杉木立の中のせいか,けい足山のものより色合いが鮮やかなような気がしました。そして下草が伸びないので勢いがあります。生育環境としてはこちらの方がいいような印象です。けい足山のヒメシャガが藪に負けないように生き延びて欲しいものです。

 ヒメシャガを堪能した後は,雨巻山頂の緑の休憩所で癒やしの時間を二人占めしました。きれいにといってもごく自然に整備された山頂で満足のひとときでした。この環境を整備されてきた地元団体のリーダー,山本氏(ブログ「デイダラボッチの山日記」の作者)が今年三月南会津の山で滑落死してしまったそうです。本当に残念なことでしたが,雨巻山を訪れるたびに山本氏の理にかなった里山整備の考え方を感じます。これからもこの精神が地元団体に受け継がれていくことをお祈りします。

 
けい足山と焼森山の間の稜線沿いに一輪の
ヒメシャガが咲いていました。
 
稜線から少し下の斜面にはあちこちに分散していく輪ものヒメシャガが
今が盛りと咲き誇っていました。
 
針葉樹を伐採した後の斜面にヒメシャガの群落が残っています。
足場が悪く近づくのが大変です。
 
焼森山の頂から雨巻山が大きく間近に迫ってき
ます。
 
結局,雨巻山のヒメシャガを見たくて群生地に来てしまいました。
こちらも今が盛りです。
 
杉木立の中で光が遮られるせいか鮮やかさが増して見えます。
花びらの痛みもけい足山のものより少ないようです。
 
可憐な姿をアップで撮ってみました。
 
雨巻山頂のブナ林です。何度来ても癒されます。独特の緑色が体に染み
渡ります。ヤマボウシも咲き出しました。
 
山頂に続くブナ林のトンネルです。



けい足山 ミツマタ鑑賞    H27.4.9(木) 晴れ

 GPSデータ  
 
いつものように上赤沢の駐車場から赤沢富士に登り,けい足山山頂でお昼を食べ,ミツマタ群生地に下りてミツマタを鑑賞してから,焼森山に登り返して下山しました。
 
10:05  駐車場から出発
10:30  前沢富士
11:09  三角点峰(けい足山南峰)
11:27  けい足山頂(けい足山北峰) 昼食
11:54  分岐
12:19  ミツマタ群生地入口
12:37  出口
12:55  焼森山登山口
13:06  焼森山山頂
13:48  けい足山山頂
14:09  赤沢富士
14:32  駐車場

歩程は8.3km,4時間27分の山歩でした。


叔父から「けい足山の下のミツマタは凄いから一度見に行くといいよ」と言われていたのですが,体調が優れないのと稲の苗箱の土入れ作業が続いており盛りを過ぎてしまいました。花の期間は長いようなのであまり期待しないで出かけてみました。

昨日は時ならぬ雪となり,けい足山駐車場となりのお茶畑は畝間が真っ白になっていました。見上げる山にもチラホラ白いものが目立ちます。登山道に入るとなんと積雪は5cmほどになっていました。

足元に気を取られながらゆっくりと登っていくと満開となった黄色い花に出会いました。後で調べようと写真を撮っていると,颯爽と軽快な足取りで登ってくるご婦人に出会いました。「雪の中のクロモジの花,珍しいねえ」と教えてくれました。このクロモジ,お茶会などで使われる和菓子用の高級楊枝になるそうです。そういえば,箱入り和菓子に皮付きの楊枝がついてくることがありますが,あれかと合点がいきました。そのご婦人,枝を少し折ると「臭いをかいでごらん」というので鼻に持ってくると何ともいい香りがしました。芳香です。先人はいつしか楊枝に利用するようになったのでしょう。

何とも自然に詳しいご婦人です。毎週のように山に登っているとか,けい足山のミツマタ情報も詳しいものがありました。まだ観られるというので分岐点を教えてもらいました。

けい足山の北峰で春の雪を愛でながら,おにぎりとカツサンドを早々にほおばり,いさんでミツマタ群生地へと向かいました。分岐点は稜線の芳賀富士が見える地点でした。雪道を滑らないように注意して下ると程なく林道に出ます。さらに林道を下ると仮設トイレのある広場に出て,周回コースの遊歩道が整備されていました。少し歩くとそこは別世界でした。花,花,花,橙色が白く変わっているとはいえ,まだまだ見応え十分です。近くに駐車場があるのでたくさんの人が見に来ていました。本格的なカメラマンも多いです。杉木立に光が射すと花が黄金色に輝きます。数百メートルにわたり非日常的な光景を堪能しました。
群生地から焼森山へはかなりの急登でした。何カ所かロープが下がっていました。いい汗をかいて稜線に出て,けい足山から元来た登山道を下りました。
クロモジといいミツマタといい山で見る花は少し控えめなのが魅力的です。

早めに下山したので汗を流そう,と日帰り温泉「ホロルの湯」へ向かいました。小松寺からの入口にはカタクリがまだ咲いていました。そしてホロルの湯ではしだれ桜が満開でした。
出かけて良かったと感激した花の雪山歩きでした。 

 


歩き始めてまもなく登山道にはびっくりするほどの雪が積もっていました。
 
高級楊枝の材料となるクロモジです。黄色い花がさわやかです。
 
けい足山の頂上からは雪をまぶした山々が新鮮に感じられました。
 
ミツマタ群生地入口に設置された看板です。あまりの見事さから昨年3月に遊歩道が整備されたようです。
 
辺り一面ミツマタだらけです。花のトンネルをくぐる気分は格別です。
 
まだオレンジ色の花も見られます。だんだん白くなりますが4月一杯は観られるようです。
 
杉木立に光が射すと幻想的です。撮影には午前中がいいようです。
 
ホロルの湯の小松寺入口に咲くカタクリです。見応えのある群生地でした。
 
ホロルの湯のしだれ桜です。大木ではないのですが豪華絢爛たるたたずまいです。


平成26年の記録

けい足山    H26.2.5(水) 晴れ

 娘が休みというので筑波山を予定していましたが,前日の積雪で道路が心配なので急遽けい足山に家族3人で登ってきました。
登山口の駐車場には郡山山歩会のマイクロバスが止まっていました。すでに山に入っているようです。けい足山も大分有名になったものです。本場の山人もやってくるようになりました。

結構な積雪のある山道を足を取られながら登っていきます。まるでで雪山気分です。アイゼンを付けたくなる感じです。寒いと思って厚着をしてきたのですが30分も歩くと汗ばんできます。良い天気なのですが今日も富士山は見えませんでした。1月号の「広報しろさと」表紙を飾ったけい足山からの富士山は実に見事でしたので,今日こそと思ったのですが残念でした。

山頂付近までやってくると郡山山歩会の20数人のグループと出会いました。年配の方が多いのですが,とても歩き慣れている感じでした。さわやかに道を譲ってくれました。

山頂から見る里山は臼化粧しており,前回の冬景色とは一転して凛と気品を漂わせていました。お湯を沸かして熱いカップラーメンとコーヒーをいただきすっきりした気分になりました。

 

山頂から見る青い海と雪が鮮やかでした。
 
結構なトラバースもあります。
 
雪山気分満点です。



けい足山    H26.1.6(月) 晴れ

 GPSデータ  
 
新しく整備された駐車場から,赤沢富士,けい足山南峰,北峰,焼森山と歩き,健脚コースを降りました。
 
10:25  駐車場から出発
10:47  前沢富士
11:13  三角点峰(けい足山南峰)
11:27  けい足山頂(けい足山北峰) 昼食
12:30  焼森山頂
13:44  下山

歩程は約6km,3時間19分の山歩でした。


新年の歩き始めは,地元けい足山から始めました。
朝の冷え込みが厳しかった分空も晴れ渡り,すかっとした青空の良い天気です。富士山も見えるのではと期待して出かけました。

登山口には城里町により立派な駐車場とトイレが整備されていました。鶏足山駐車場とあります。2万5千分の地形図には「けい足山」とあるので少し気になりました。町ではどのような根拠で「鶏足山」としたのか確かめたくなりました。機会があったら聞いてみることにしましょう。トイレは単独浄化槽ですがシャワレット付きの洋式で少し狭いながらも快適なものでした。清掃も行き届いて気持ちの良いものでした。きれいに処理された放流水が出ていました。町外の方のおもてなしには申し分ないと思います。仕事始めの日ですが,土浦ナンバーなど町外からも併せて10数台の車が止まっていました。相変わらずの人気のようです。

いつものように富士山を期待して登り始めたのですが,良い天気なだけ合って気温が上がり,もやがかかってしまい見ることは出来ませんでした。山頂には孫連れの家族が3組ほどいて賑やかでした。幼稚園児とおぼしき子供も元気に登ってきたようです。ファミリー登山にはもってこいの山です。

下山道でけい足山環境保全グループの一員の方と出会いました。1月14日に行われる麓の徳蔵寺(とくらじ)住職による正月祈祷の準備に登ってきたとのことです。
かなり年配に見受けましたが足腰はすこぶる達者なようで,最短コースという急勾配の健脚コースをいつも登るとのことです。10年ほど前から登りはじめ,富士山が見えるのではと10日間登り続けやっと見つけたそうです。想定していた方角よりかなりずれていたので矢印の板を立て皆さんに見てもらうことにしたとのこと,それ以来多くの方が登るようになったようです。登山道の整備を続ける一方,山頂の祠や看板を整備したりして人気の山となり,昨年町で駐車場とトイレを整備するに至ったとの話でした。長年の活動が行政を動かしたことになります。自慢するわけでもなく,気取らず,「山に来ると清々していいね」という一言になぜ辛い思いをしてまで山に登るのかの答を聞いたような気がしました。

いいお話しをありがとうございました。

 
城里町で整備した駐車場とトイレです。
 
ここから富士山が見えるのですが筑波山まででした。
 
筑波山の前には雨巻山から高峯に続く山々がどっしりとそびえています。



平成25年の記録
 

 けい足山    H25.1.27(日) 晴れ

 GPSデータ  
 
赤沢登山口から健脚コースを登り,赤沢富士,けい足山南峰,北峰,焼森山と歩き,別ルートの健脚コースを降りました。
 
10時04分に登りはじめ,けい足山北峰の展望地で昼食をとり,焼森山を縦走して12時50分に下山しました。
歩程は5.8km,2時間50分の短い山歩でした。

キリマンジャロ登山まで2週間となりました。軽く足慣らしをしておこうと,妻を誘い地元の山を歩いてきました。
穏やかな日和と言うこともあり,10台ぐらいの車が駐車しており賑やかです。県道沿いの茶畑には町で駐車場を整備するとかで,測量後のピンクの目印が並んでいました。

登山道には結構雪が残っていて,気温は余り上がらないようです。もしかして富士山が見えるかなと期待していたのですが,さすがに昼時近くなると暖かくなり,遠くはもやで霞んできていくら目をこらしても見えませんでした。

山頂から遠くに八溝山,高笹山,男体山,高鈴山,近くに八瓶山,花香月山など茨城の山を堪能し,栃木県の日光,那須連山に見とれてはいつもの自家製おにぎりをほおばりました。旨かったです。

稜線の氷結した登山道を慎重に歩き,無事足慣らしは終了です。

時間がたっぷりあったので,昨日の朝,野菜を出荷した「物産センター山桜」に立ち寄り売れ行きを確認してきました。ネギとカブは完売,白菜とヤツガシラも好調な売れ行きで安心して帰宅しました。  

 
けい足山頂,南峰から筑波連山,富士山方面を眺めていい気分になりました。容姿端麗な山並みはいつ見てもいいものです。
 焼森山近くからけい足山北峰,花香月山と続く県境尾根そして八溝の山々です。  
同じく焼森山近くから太平洋方面です。霞んだ海と残雪の調和に感動してシャッターを切りました。



平成24年の記録
 

 けい足山    H24.1.14(土) 晴れ

 GPSデータ  
 
赤沢登山口から健脚コースを登り,けい足山南峰,北峰,焼森山と歩き,ファミリーコースを下山しました。
 
9時6分に登りはじめ,12時4分に下山しました。
新年祈祷があり,山頂でゆっくりして4.2kmを約3時間かけて山歩を楽しみました。

1月8日に花香月山からけい足山へ縦走した折,新年祈祷の祭事があるとの看板を見たので歴史に造詣の深い区長さんを誘って出かけてみました。

冷え込みは少しゆるんだせいか期待していた富士山眺望はかなえませんでしたが,徳蔵寺(とくらじ)住職による天下太平,安全祈願の祈祷集会に参加して御神酒やお札を受けることができました。今日は50人を超える人々が登頂し,北峰は超満員で住職を囲んでの記念撮影も2回に分けて行われました。これまで経験したことのない祭事で,ヒマラヤ山中の寺院の読経を思い出しました。弘法大師の伝説が残るけい足山にふさわしい催しでした。ホラ貝や鈴の音が四方の山々に響き,祈りが通ずるような気がしました。

帰りには少し贅沢をして,栃木県からの焼森山登山口にある茂木町の「いい里さかがわ館」に立ち寄り,おいしい地元産二八そばを食べました。

 

 
住職を囲んでの記念撮影です。
私たちは2回目の撮影になりました。地元以外からも多くの登山者が来られたようです。
 
1月11日に縦走した「日立アルプス」の全景が眺望でき感慨深いものがありました。
高低差はないものの,ほんとに長大な尾根に今更ながらよく歩いたものだと思いました。



   花香月山からけい足山    H24.1.8(日) 晴れ

 GPSデータ  
 
花香月電波塔入口のゲート前に駐車し,花香月山からけい足山,焼森山を縦走して大沢峠に下山し舗装道路を歩いて電波塔入口まで戻りました。
 
8時55分に登りはじめ,14時40分に戻りました。約14kmの行程を5時間46分かけて山歩しました。
今年の山歩初めに私の暮らしている城里町の山を選びました。
昨年は個別に登っていたのですが,かねてから花香月山とけい足山を結ぶ県境尾根に是非挑戦してみたいと思っていたので実行することにしました。
駐車場所の花香月山下まで戻ってくるのが大変かなと心配していましたが,想定以上に時間をかけずに歩けました。

県境尾根は眺望こそチラチラですが,落ち葉の中に明瞭な踏み跡が続き,大塚山友会の立派な案内標識と相まって快適な山歩コースでした。中間地点の電波塔手前でほんの少し舗装道路に出る部分がありますが,一面ススキに覆われていたためコースを見失いましたが赤いテープに導かれ程なくクリアしました。
途中の伐採跡からは痛々しい光景ではありますが,県北の里山風景が幾重にも広がっていて思わずカメラを向けてしまいました。
このコース,しろさとアルプスと名付けても恥ずかしくないのではないでしょうか。おすすめです。

 
途中の伐採跡からの眺望です。良質な桧が貴重な和材として切り出され傷跡が痛々しいですが,右側に八瓶山,左側に花香月山がくっきりと望めます。
 
けい足山北峰です。この後10人ほど集まり賑やかな昼食タイムとなりました。
すばらしい眺望をおかずにおにぎりをほおばりました。

焼森山に向かう途中からの花香月山方面の峰々です。
「しろさとアルプス」と言ってもおかしくない山容です。  
 
焼森山からの日光連山方面です。
雪を抱いた山々からの風が凛としています。
 
こちらは筑波連山です。
丸山にある風車が回っているのが確認されました。
 
枯れ葉の中にこの赤い実が目立ちました。「ミヤマシキミ」といい有毒だそうです。有毒とはいえ至る所で華やいだ雰囲気にさせてもらいました。



平成23年の記録
 

   けい足山    H23.4.24

 GPSデータ  
 
今回は赤沢富士から山頂へ向かい,護摩焚石と鶏石を見てファミリーコースを下山しました
 
山頂でゆっくりお昼を食べ,2時間20分の山歩でした
妻が山歩がしたいというので急きょおにぎりを持って出かけました。登山口には役場職員がパンフを持ってお出迎えをしてくれて,町の観光振興に対する強い意気込みを感じました。
山桜がまだ見られるかなと思ったのですが,昨日の大雨で大分散ってしまい登山道は花びら街道のようです。たくさん車が止まっていたのでさぞかし賑やかだろうと思っていたのですが,山は意外なほど静かでウグイスをはじめとする小鳥のさえずりが心地よく耳に入ってきます。
程なく山頂に着くとミツバツツジが見頃を迎えていました。淡い新緑と山桜とおぼしき白やピンクの絵模様を眺めながらおにぎりをほおばりました。正に至福の時です。
帰りはホロルの湯に立ち寄り,いつもより贅沢な山歩でした。 

 
山頂からの展望です
 
山頂付近に見られるミツバツツジです
 
下山後の赤沢富士,けい足山の山脈です
 


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